奈良市美術館

【お知らせ】「創作活動35周年 千光士義和の世界 動くダンボールアート」展

会 期 : 2021年7月10日(土) ▶ 8月9日(月)

※休館日:月曜日。ただし、8/9(月)は開館。

時 間 : 10:00~17:30(入館は17:00まで)

観覧料 : 無料

主 催 : 一般財団法人奈良市総合財団 奈良市美術館
協 力 : 北陸電力エネルギー科学館「ワンダー・ラボ」、タマパック株式会社、株式会社PHP研究所

※新型コロナウイルス感染症拡大状況により入場制限や展覧会・イベントを中止、または変更する場合があります。

【展覧会イベント】

①子どもワークショップ 

動くダンボールアート作家 千光士義和さんによる「オリジナル工作教室」

日程:2021年7月17日(土)

内容:①低学年対象「親子で作る ~ゆらゆら親子のお魚さん~」 

   ②高学年対象「モーター動力で動く~音を出して走る怪獣(オタケビザウルス)を作ろう~」

参加費:500円(材料費)  定員:各親子10組 20人   場所:ミ・ナーラ5階広場

★お申し込み方法・詳しい内容はこちらをご覧ください。<受付終了

②トークギャラリー

 千光士義和さんご本人による作品解説

日程:2021年7月22日(木・祝)と31日(土) 14:00~

                    

子どもから大人まで楽しめる”動くダンボールアート”の第一人者である『千光士 義和さん』を取り上げます。

千光士さんは、ダンボールの断面の「波模様の美しさに」に魅せられて以来、35年にわたってダンボールの新しい表現の可能性を追求しています。素朴なダンボールでありながら、平面・立体とさらには作品のなかのキャラクターが動きだします。まるで命が吹き込まれたように動く作品は、見ているものの心を和ませるだけでなく、彼の世界観にも引きずりこまれていることに気づかされます。この動くダンボールアートのしくみは、江戸時代からのからくり人形をヒントに制作されています。このたび創作活動35周年を迎えるにあたり、国内外で活躍する千光士さんの足跡を振り返るとともに、「ものづくりの楽しさ」を体感していただければ幸いです。

<作家プロフィール>

1958年、高知県生まれ。大阪芸術大学卒業後、人形アニメーション制作に携わる。独立、結婚を機に奈良へ移住。現在、アニメーション作家・動くダンボールアート作家として個展や工作教室・著書出版と各方面で活躍中。日本アニメーション協会会員・日本映像学会会員・嵯峨美術短期大学講師・専門学校アートカレッジ神戸講師・大阪芸術大学非常勤講師(2022年度より)。▼著書:『かんたん手づくり動くダンボールおもちゃ』(PHP研究所刊 2003年)・『紙バネ・紙ゼンマイでびっくりおもちゃ』(PHP研究所刊 2007年) 他

問合せ先:奈良市美術館 0742-30-1510