奈良市美術館

「妖怪POP 妖怪書家 逢香展」招へい作家ー逢香



2022年度 奈良市美術館活性化事業オープンミュージアムプロジェクトVol.4として開催する「妖怪POP 妖怪書家 逢香展」。この展覧会の招へい作家「逢香」の魅力とは。




妖怪書家/書家  逢香 ouka
プロフィール


大阪生まれ、奈良在住。書道を専門に水墨画、妖怪画作品を制作。生きづらさを感じていた学生時代、 お茶目でたくましく生きる妖怪たちとの出逢いを機に活動を開始。「黒い妖怪ウォッチシリーズ」のキャラクター・タイトルデザインをはじめ、世界遺産 元興寺の新絵馬の書・画・印デザインを担当するなど、神社仏閣へも作品を奉納。2020年には世界遺産 金峯山寺にて個展開催。 NHK奈良「逢香の華やぐ大和」出演・美術担当。奈良市観光大使。

NHK奈良「ならナビ」の「逢香の華やぐ大和」に出演中
(毎月第2月曜 よる6時40分頃)
次回の放送は8月8日(月)
毎月第1金曜日は​奈良新聞でコーナーの紹介記事を掲載
詳しい内容は逢香オフィシャルHPをご覧ください



受賞歴

・全日本高校大学書道展 漢字<優秀賞>
・全日本高校大学書道展 かな<優秀賞>
・日本の書展<優秀賞>
・日本学書展<準特選>
・ふくやま書道美術館所蔵品臨書展 <奨励賞>
・全日本高校大学書道展 漢字<書道展賞>
・日本の書展<優秀賞>
・日本学書展<特選>


メディア

ー2015年ー
2月
NHK奈良 ならコレ!出演

ー2016年ー
1月
関西テレビ よ〜いドン!出演

ー2017年ー
3月
毎日放送「Catch!」出演
4月
毎日放送「ちちんぷいぷい」出演

ー2020年ー
12月
関西テレビ「よーいドン!」出演

ー2021年ー
3月
ABCラジオ「全力投球!!妹尾和夫です。サンデー」出演
6月
朝日放送「ココイロ」出演
8月
行列のできる法律相談所出演
9月
朝日放送『LIFE夢のカタチ』出演
関西テレビ「フットマップ」出演

ー2022年ー
1月
NHK BSP「吉田類のにっぽん百低山」出演
3月
関西テレビ「ちゃちゃ入れマンデー」出演


奈良テレビ「加藤雅也の角角鹿鹿」準レギュラー出演

など

活動歴

2014年
・妖怪画パフォーマンス(奈良県河合町馬見丘陵公園)

2015年
・個展「妖怪ってこんなおもろかっ展」 奈良県大芸術祭参加(奈良町資料館)
・個展「奈良に妖怪?なんか妖怪?展」(かしはらナビプラザ)

2016年
・平城京みつきうまし祭り 書画パフォーマンス(東京 奈良まほろば館) 
・開館1周年企画「二十四節季マークと短歌展」(奈良町にぎわいの家)

2017年
・黒い妖怪ウォッチ キャラクターデザイン・タイトルデザイン担当
・個展奈良墨展 作品展示 (東京日本橋 奈良まほろば館)

2018年
・個展黒い妖怪ウォッチ原画展 開催(ヨロズマート福岡総本店)
・個展「逢香展」開催(奈良町にぎわいの家)

2019年
・橿原神宮 新元号「令和」揮毫
・「橿原神宮 御鎮座百三十年記念大祭」揮毫
・世界遺産  元興寺「令和の元興神」掛け軸作品奉納

2020年
・個展「妖怪書家  逢香展」大阪  岸和田城天守閣
・個展ミニ個展開催(大阪十三・第七芸術劇場)
・個展「ならのすみ」展開催(奈良吉野 世界遺産 金峯山寺)

2021年
・個展京都初の個展開催(豊遊庵)
・個展「現代の妖怪を描く展」開催(ホテル天平ならまち)
・「メガトン級ムサシ」題字・サブタイトル担当
・個展「加藤雅也氏プロデュース逢香展 「喫茶去展」(おかげ楼)

2022年
・ANDO HOTEL 若草山 作品展示
・白雪ふきん-逢香デザイン発売
・「武将印-松永久秀」原画展開催



逢香の魅力をもっと知りたい方はこちらをクリック




天狗の襖絵

天狗様をお祀りしている奈良 實相寺の本堂にて、水墨画で天狗の襖絵を制作させていただきました。
※画像をクリックすると「天狗の襖絵」作品制作PVをご覧になれます

逢香



心の手綱

体の一部たちが個々に会話をしています。どうやら体の持ち主は風邪をひいているみたい…

逢香

善vs.悪(奈良警察署)

【奈良警察署×逢香】

飲酒運転をなくすために制作した作品です。サイケデリックな雰囲気で、表具は白と青で横断歩道を表しました。

逢香


はじめに


妖怪好きもいろいろな角度から見ることができるのですが、私の“好き”はお茶目でくだらないところです。しかも妖怪や化け物たちは大真面目というところに、はたまた愛らしさを感じます。妖怪たちは昔から不可解なものへの恐れを和らげ人間たちにエネルギーを注いできました。便利な現代を生きる私たちでも不可解なことや、人の心はいつまでもわからなかったり、あれ?自分のことでさえ…なんてことも。私は、小さい頃から慣れ親しんだ墨を用いて、妖怪たちを令和の時代にも通じる“POP”な書画作品として掛軸などで表現しています。
今の時代にもきっと隠れて生きているおちゃめな妖怪たちはどんなことを考えているのでしょう。

逢香